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哲学思想史 問題の展開を中心として

角川ソフィア文庫 G257−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-04-108715-2
4-04-108715-5
税込価格 1,056円
頁数・縦 315,19P 15cm

商品内容

要旨

「哲学を歴史として、体系的に見ていくには1960年代の教科書が一番いい」。佐藤優氏が繰り返し絶賛してきた入門書、氏の文庫解説と共についに復刊。ギリシャ、中世、近世は元より、現代哲学も現象学からプラグマティズムに新実在論まで、なぜこのような思想は現れ、流行後になぜ消えたか?という問いを軸に学ぶことができる。著者は、生の哲学の樹立者ベルクソンの研究でも知られる。氏が遺した、通読できる哲学史の決定版!

目次

序章 哲学と哲学史
第1章 古代哲学(ギリシャにおける学問の誕生とその発展
二元論と一元論
古代の唯物論
自由の問題)
第2章 中世哲学(キリスト教思想
中世思想の根本問題
普遍者論争)
第3章 近世哲学(近代文化の誕生
唯理論
経験論
批判主義の根本精神
弁証法的思惟
唯物論とその超克)
補章 現代哲学の動向

出版社・メーカーコメント

佐藤優氏が繰り返し推薦し続ける名著。哲学を歴史として体系的に把握できる「哲学を歴史として、体系的に見ていくには1960年代の教科書が一番いい」。佐藤優氏が絶賛してきた入門書、ついに復刊。なぜこのような思想は現れ、流行後になぜ消えたか?内在論理を辿ることでわかる!

著者紹介

淡野 安太郎 (ダンノ ヤスタロウ)  
1902年(明治35年)7月、兵庫県生まれ。哲学者、社会思想史家。27年(昭和2年)京都帝国大学哲学科卒。台北帝大助教授などをへて、57年(昭和32年)東京大学教養学部教授、のち学習院大学教授。フランス哲学を専攻し、生の哲学の樹立者にして、ノーベル文学賞も受賞したベルグソンとその思想を日本に紹介したことでも知られる。1967年(昭和42年)9月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)