大学生のためのビジュアルリテラシー入門
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2022年2月 |
ISBNコード |
978-4-326-05019-2
(4-326-05019-5) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 142,53P 20cm |
商品内容
要旨 |
ビジュアルリテラシー(VL)は当初、芸術分野、とりわけ視覚芸術をメインとする美術にのみ求められる能力であると考えられてきた。しかし、テクノロジーが進歩し、ビジュアル情報が我々の生活に深く根ざし、コミュニケーションの一手段を担うまでになった現代では、ビジュアル情報を享受する全ての人にとって必要な能力として捉えられつつある。本書は、VLという枠組みを確立しようとする流れから、現代そして将来的にVLがどのように我々の生活に根ざした存在となりうるか、その必要性と各分野との関連について述べる。 |
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目次 |
第1章 ビジュアルリテラシーの背景 |
出版社・メーカーコメント
情報の伝達のためにはどのような視覚情報を提示すればよいか。また受け取る側はそこから何を読み取るべきか。現代社会に必須の能力。インターネットとスマートフォンの普及は、誰でも画像等を編集・入手できるという利便性と、誤った用い方をすれば一瞬にして混沌を生み出す危険性を含んでいる。本書は、米国の大学・研究図書館協会が提唱するビジュアルリテラシーの定義に沿って、なぜそれらの能力が必要とされるか、能力取得のために望まれる訓練について論じる。