• 本

インダス文明 文明社会のダイナミズムを探る

出版社名 雄山閣
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-639-02813-0
4-639-02813-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 283P 21cm

商品内容

要旨

インダス文明はどのように栄え、なぜ滅びたのか。インダス文明の成立以前から、インダス文明期、そして衰退のその後まで、発掘調査の成果と最新の考古学研究をもとに、新たにインダス文明の興亡の実態を描く。

目次

第1章 インダス文明の発見と研究の現状(プロローグ 南アジアで遺跡を発掘する
文明発見前史 ほか)
第2章 インダス文明の成立過程(プロローグ 都市と農村
インダス地域の自然環境 ほか)
第3章 インダス文明社会の発達と展開(プロローグ 現代に残る伝統工芸
インダス文明期の遺跡調査の現状 ほか)
第4章 インダス文明社会の衰退とその後(プロローグ 移動と定住
都市社会の衰退をいかに把握するか ほか)
第5章 インダス文明の歴史的意義(プロローグ 南アジアの人々の国際性
インダス文明社会の構造 ほか)

著者紹介

上杉 彰紀 (ウエスギ アキノリ)  
金沢大学古代文明・文化資源学研究センター特任准教授。1971年金沢生まれ。博士(文学)。関西大学で考古学を学ぶ。関西大学非常勤講師、総合地球環境学研究所プロジェクト研究員、ウィスコンシン大学マディソン校人類学科客員研究員を経て現職。インダス文明を含む南アジア考古学を専門とする。インド、パキスタン、バハレーン、トルコ、サウジアラビアなどで考古学調査に従事し、考古学の視点から都市社会について多角的な研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)