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進化の謎をとく発生学 恐竜も鳥エンハンサーを使っていたか

岩波ジュニア新書 949

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-00-500949-7
4-00-500949-2
税込価格 902円
頁数・縦 178P 18cm

商品内容

要旨

「進化しているのは形ではなく形づくりである」、これはいったいどういうことなのでしょう?形の進化とはなにか、動物がどのように進化を続けてきたのかを進化発生学の見地から、わかりやすく解説します。はたして鳥は恐竜から進化したのでしょうか。キーワードは、「エンハンサー」です。さあ、謎を解明する旅に出発しましょう!

目次

1章 動物は生まれてくるもの
2章 料理の達人「エンハンサー」のアレンジ采配
3章 動物は細胞ひとつ作ったことがない
4章 進化したのは形態ではない、形づくりなのだ
5章 鳥エンハンサーによる鳥づくりと恐竜から鳥への進化
6章 水中から陸上への脊椎動物の大進化とエンハンサー

出版社・メーカーコメント

進化しているのは形ではなく形作りであることが明らかになってきました。いったいそれはどういうことなのでしょう。進化発生学をもとに、動物がどうやって進化を続けてきたのかを分かりやすく解説します。はたして鳥は恐竜から進化したのでしょうか。キーワードは、「エンハンサー」です。謎を解明する旅に出発しましょう。

著者紹介

田村 宏治 (タムラ コウジ)  
1965年、栃木県宇都宮市生まれ。東北大学大学院生命科学研究科教授。88年、東北大学理学部生物学科卒業。93年、同大学理学部大学院博士課程修了、博士(理学)取得。同大学大学院理学研究科助手、米国ソーク研究所研究員、東北大学大学院生命科学研究科助教授、を経て、2007年より現職。学生時代から一貫して脊椎動物の付属肢の発生・再生・進化の研究を行っている。2018年に日本動物学会賞と日本進化学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)