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驚異の再生医療 培養上清が世界を救う

改訂版

扶桑社新書 422

出版社名 扶桑社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-594-09078-4
4-594-09078-8
税込価格 990円
頁数・縦 263P 18cm
シリーズ名 驚異の再生医療

商品内容

要旨

培養上清と幹細胞移植は同じ効果!なおかつ低コスト、低リスク、投与が簡単!トカゲのしっぽが再生するのも、赤ちゃんのケガがすぐ治るのも、体内に「幹細胞」が多いため。従来再生医療はこの「幹細胞移植」がメインであったが、「幹細胞移植」は培養が高コストかつ、培養にも移植にも技術が必要であり、患者さんへの体の負担など、リスクも多い。「培養上清」は、「薬」である。適応範囲が幅広く、製剤化されれば、誰でも恩恵にあずかることができる「夢の治療薬」なのである。

目次

第1章 再生医療(臓器や組織の移植から始まる再生医療の歴史
脳梗塞によって片麻痺を起こした手が動くようになり、一人で歩けるようになった ほか)
第2章 幹細胞(私たちの体をつくっているのは200種類、37兆個の細胞
人間は本来、120歳まで生きられる!? ほか)
第3章 iPS細胞(再生医療の分野に大きなインパクトを与えたiPS細胞
万能細胞で、臓器丸ごと、人間丸ごとは再生できる? ほか)
第4章 培養上清(培養上清で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状緩和に世界で初めて成功
新型コロナウイルスなどによる間質性肺炎にも培養上清の有効性が示された ほか)
第5章 再生医療、培養上清の光と闇、将来の方向性(研究者と一般の人の再生医療に対する期待度には大きなギャップがある
研究的アプローチに陥りがちな再生医療には問題がある ほか)

著者紹介

上田 実 (ウエダ ミノル)  
医学博士。専門分野は再生医療・顎顔面外科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)