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近代住友の事業多角化 担保史的分析からみるもう一つの源流

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-8140-0386-0
4-8140-0386-2
税込価格 4,180円
頁数・縦 320P 22cm

商品内容

要旨

三大財閥たる住友の代名詞といえば、鉱山業と、派生した金属工業等の製造業部門。しかし他の富豪が時代の荒波に没するなかも発展をつづけた鍵は、銀行業・倉庫業・不動産業という非製造業部門への「事業多角化」にこそあった。新たなファミリービジネス論の先駆となる一書。

目次

序章
第1章 並合業への事業多角化過程
第2章 並合業の発展と銀行業への参入
第3章 担保を媒介とした倉庫業の発展
第4章 担保が住友の不動産業に及ぼした影響
第5章 無担保金融から「会計の機軸」へ
結語

著者紹介

佐藤 秀昭 (サトウ ヒデアキ)  
摂南大学経営学部講師。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。専門は経営史・経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)