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なぜ漱石は終わらないのか

河出文庫 い38−3

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-309-41877-3
4-309-41877-5
税込価格 1,342円
頁数・縦 421P 15cm

商品内容

要旨

漱石研究をリードしてきた二人が、難解とされる『文学論』を明快に解きほぐすことから始め、『吾輩は猫である』から『明暗』に至るまで、小説十四作品を取り上げて、漱石文学の汲み尽くせぬ読みの可能性を阿吽の呼吸で掘り起こす。近代文学は終わったとしばしば言われる。しかし漱石文学は、まだまだ終わりそうにない―。作品あらすじ、登場人物相関図、漱石略年表付き。

目次

『文学論』から見わたす漱石文学
1 『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』
2 『虞美人草』『坑夫』『夢十夜』
3 前期三部作
4 後期三部作
5 『道草』『明暗』
なぜ漱石は終わらないのか

出版社・メーカーコメント

漱石研究をリードしてきた名コンビが、難解とされる『文学論』を解きほぐすことから始め、『吾輩は猫である』から『明暗』まで14作品を取り上げて、漱石文学の豊潤な可能性を阿吽の呼吸で語りつくす。

著者紹介

石原 千秋 (イシハラ チアキ)  
1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)
小森 陽一 (コモリ ヨウイチ)  
1953年生まれ。東京大学名誉教授(日本近代文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)