• 本

フェリックス・ガタリと現代世界

龍谷大学国際社会文化研究所叢書 第29巻

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7795-1623-8
4-7795-1623-4
税込価格 3,960円
頁数・縦 337P 22cm

商品内容

要旨

革命は予見することはできないが参加することはできる。その思想は、グローバル資本主義を読み解き、現代世界の諸問題と対峙するためにある―没後30年、“帝国”の時代を予見した先駆的思想家を捉え直す日本初の論集。

目次

第1部 資本主義と政治理論(トランプ時代のミクロファシズム
横断性と制度
“間”で仕事をすること―ドゥルーズとガタリ「の」アジャンスマンについて
ドゥルーズ=ガタリの資本主義論―『アンチ・オイディプス』再入門
スキゾ分析家フェリックス・ガタリ―政治的チェス盤のナイト
カオスモーズ的痙攣とフェリックスの思想)
第2部 メディアと機械(ポストメディア時代の争論に向けて
資本主義的主観性の急激な変化
ガタリ対話の顛末―スキゾ分析からラジオアートへ
主観性と本源的蓄積
ガタリ「機械」論の射程
「宇宙」を回復する―「ジャン=バチスト症例」を題材として)
第3部 芸術と文化(冬の時代の文学機械―R・A、ガタリ、そしてカフカ
バフチン、ガタリ―対話可能性と主体感
ガタリとスターン―主観性はいかにつくられるか
フェリックス・ガタリのアール・ブリュット的思想機械)

著者紹介

村澤 真保呂 (ムラサワ マホロ)  
龍谷大学社会学部教授
杉村 昌昭 (スギムラ マサアキ)  
龍谷大学名誉教授
増田 靖彦 (マスダ ヤスヒコ)  
龍谷大学経営学部教授
清家 竜介 (セイケ リュウスケ)  
龍谷大学社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)