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もし、プロのスコアラーがあなたの野球チームにいたら何をやるか?

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-04-111284-7
4-04-111284-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 295P 19cm

商品内容

要旨

読売巨人軍、侍ジャパン…「伝説のスコアラー」による実践的1冊。勝敗の6割は事前準備で決まる!打者・投手分析だけではない―光、風、グラウンド、フェンスとの距離、ファウルゾーン、マウンド、バッターボックス…プロはここまで見ている。スコアラー目線を手に入れることで勝つ可能性を上げる。プロとアマチュアで、データの集計方法や伝える環境は異なるが、アマチュアのほうがデータでアドバンテージを得られる。「配球チャート」をつけることがすべてのはじまり。事前準備と試合中の相手攻略に大きく役立つ!カウントは「打者有利カウント」「投手有利カウント」「初球」「フルカウント」の4種類に分けてデータを集計すると分析しやすい。実力の違いが100パーセント結果になるわけではない。劣勢でも相手投手の観察を続け、付け入る隙を見出していく。

目次

0 なぜデータ分析が重要なのか?(プロ野球では1950年代に最初のスコアラーが誕生した
野球は準備のスポーツ。「事前の準備が勝敗の6割を握る」 ほか)
1 「地の利」を得る試合前の準備(光(太陽光・照明)
風 ほか)
2 攻撃編 1点でも多く得点を奪うためにできること(配球チャート
投手分析 ほか)
3 守備編 失点を未然に防ぐためにできること(打者分析
打者攻略(配球) ほか)
4 チームを勝利に導くデータの伝え方(プロよりもアマのほうがデータでアドバンテージを得られる
ミーティングでは10ある情報の1か2程度を伝える ほか)

出版社・メーカーコメント

一戦必勝、短期決戦における勝負のポイントはどこにある?侍ジャパンにて世界一に貢献したプロスコアラー三井康浩の手腕を全公開。相手チームの試合前練習はどこに注目する? 試合中は相手ベンチの何を観察する? 「一戦必勝」のケースに絞った、勝つためのマニュアル。

著者紹介

三井 康浩 (ミツイ ヤスヒロ)  
1961年島根県生まれ。出雲西高等学校時代に強打で鳴らし、78年ドラフト外で読売巨人軍に入団。84年に現役を引退。引退後は、二軍マネージャーを経て、スコアラー、査定室長、統括ディレクター、編成本部参与等を歴任。2018年末の退団まで40年間にわたり巨人軍を支え続けた。09年のWBC第2回大会では日本代表チームのチーフスコアラーを務め、世界一に貢献。現在は各メディアで野球解説をする傍ら、セミナーや野球教室なども行う。合同会社スリップストリーム所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)