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統合的なカウンセリングと心理療法への招待 クライエントの多様性に応える

出版社名 北大路書房
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7628-3181-2
4-7628-3181-6
税込価格 3,960円
頁数・縦 307P 21cm

商品内容

要旨

『統合的なカウンセリングと心理療法への招待』は、統合的なカウンセリングと心理療法への魅力的で包括的なガイドであり、パーソンセンタード・アプローチ、関係療法、認知行動療法(CBT)や催眠療法の方法の基礎となる、理論的考えを説明している。本書はふたつの主要なセクションに分かれている。まず、重要な統合的概念、すなわち「存在」「感情の処理」「愛着」「思考」「無意識」に関して詳細に解説する。次に、クライエントがセラピーによくもたらす問題「悲嘆と喪失、不安、抑うつ、関係性、罪悪感と恥」について、これらの統合的な概念を実践的に適用する。各章には、事例、演習、章末の質問が書かれていて、本書は、統合的カウンセリングと心理療法を学ぼうとしている学生や、統合的な手法を用いている実践家にとって不可欠な書物となるであろう。

目次

01 メンタルヘルスと幸福のための「存在」:統合的なアプローチ
02 感情的・心理的な苦悩への統合的な対処
03 統合的な概念としての「愛着」
04 統合的な治療の観点からみた「思考」
05 「意識的な心と無意識の心」への統合的な取り組み
06 死別と喪失への統合的な取り組み
07 不安への統合的な取り組み
08 抑うつへの統合的な取り組み
09 関係性への統合的な取り組み
10 恥と罪悪感への統合的な取り組み

著者紹介

スパレク,バーシア (スパレク,バーシア)   Spalek,Basia
ダービー大学の紛争転換の客員教授。暴力的過激主義に対抗するためのコミュニティベースのアプローチに関して、国際的に有名な研究を行なってきた。また、ダービー大学でカウンセリングと心理療法の修士号取得をめざしている学生に、統合的なカウンセリングと心理療法を教えてきた。英国カウンセリング・心理療法協会(BACP)の認定セラピストであり、レスター大学の学生カウンセリングセンターでも非常勤で働いている。また、Connect‐and‐Reflect.org.ukを用いて個人開業している。カウンセリングと心理療法の訓練生と実践家をスーパーバイズしていて、現在、ノルウェーのトロントハイムで、メンタルヘルスにかかわる仕事をしている人に対してのスーパーヴィジョンも行なっている。現在はイギリス陸上競技連盟のランニングコーチでもある
スパレク,マーク (スパレク,マーク)   Spalek,Mark
臨床催眠療法士、神経言語プログラミングの実践家で、自費出版を行っていて、レスターでポジティブサジェスチョンズという個人開業をしている。恐怖、不安、抑うつ、自信欠如に取り組むことを専門としている。登録一般催眠療法士であり、Positiveblossom.comにおいて海外のクライエントに向けて、オーダーメイドのオーディオ催眠療法サービスを提供している。地元のコミュニティやイギリスを拠点とする慈善団体のために、リラクセーションとマインドフルネスのワークショップを開催してきた。継続教育において自信構築を教え、復職をめざす人のための訓練の教材を開発した
高橋 依子 (タカハシ ヨリコ)  
京都大学大学院文学研究科博士課程心理学専攻修了。現在、大阪樟蔭女子大学名誉教授。文学博士、臨床心理士、公認心理師、日本描画テスト・描画療法学会会長
高橋 真理子 (タカハシ マリコ)  
米国コロンビア大学教育大学院TESOL Certificate取得。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程言語科学講座修了。現在、摂南大学外国語学部講師。博士(人間・環境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)