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ジョン万次郎琉球上陸物語

出版社名 冨山房インターナショナル
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-86600-103-6
4-86600-103-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 293P 19cm

商品内容

要旨

出漁中の遭難から10年、アメリカから鎖国中の日本に命がけの帰国をした万次郎。琉球に辿り着いた時の万次郎の行動と心情、日本の混迷を初めてつぶさに描いた物語。

目次

1 万次郎の漂流と決意(遭難、そして南海の孤島に
捕鯨船に救助されアメリカへ
帰還―琉球を目指して
憧れの琉球の大地に)
2 琉球王府の混迷(ウランダーの出現
番所に連行
言葉が通じない取り調べ
那覇への護送
那覇入りの拒絶
王府の対応
留め置きの高安家)
3 繰り返される取り調べ(通詞を交えての取り調べ
薩摩役人の取り調べ
奉行・島津久包との対話
上陸の地で実地検分)
4 留め置きでの日々(蜂蜜を作る
修道士を見かける
土佐と琉球の縁
カミ小の願い
帰国前日のウマチー祭)
5 帰国の途―薩摩へ(ベッテルハイム騒動
琉球を出立)

著者紹介

なかみや 梁 (ナカミヤ リョウ)  
1949年、沖縄県生まれ。南濤文学会元会員。同人誌『南濤文学』に作品を掲載。第39回琉球新報短編小説賞「ノブちゃんのひとり旅」佳作、第46回新沖縄文学賞「ばばこの蜂蜜」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)