ケンジントン公園
エクス・リブリス
出版社名 | 白水社 |
---|---|
出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-560-09070-1
(4-560-09070-X) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 494P 20cm |
商品内容
要旨 |
児童文学の歴史に燦然と輝く永遠の古典『ピーター・パン』。その作者J・M・バリーに着想を与え、ピーター・パンのモデルとなったルウェリン=デイヴィス家の五人兄弟のひとりで、のちに出版社社主となったピーターの自殺で物語は幕を開ける。続いて、バリーの幼少期のエピソードに重ね合わせるようにして語り手自身の物語が始まる。章が進むうち、この謎の語り手が、今や知らぬ者はいない子供たちのヒーロー、永遠の少年ジム・ヤングを主人公に据えた冒険小説シリーズの作者ピーター・フックであることが次第に明らかになる。バリーが生きたヴィクトリア朝からエドワード朝にかけてのロンドンと、自分が子供時代を過ごした1960年代のスウィンギング・ロンドンを奇妙に交錯させつつ、語り手は『ピーター・パン』の物語とバリーの生涯をなぞっていく。だが、そこにはある恐ろしい計画が隠されていた… |
---|
出版社・メーカーコメント
『ピーター・パン』の作者J・M・バリー×「スウィンギング・ロンドン」=? 十五か国で翻訳されたアルゼンチンの奇才による傑作長篇