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ファーストスター 宇宙最初の星の光

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-309-25443-2
4-309-25443-8
税込価格 2,695円
頁数・縦 273,19P 20cm

商品内容

要旨

ファーストスター(初代星)とは?ビッグバンから約2億年後に誕生したとされる「第1世代」の星。それまでは水素とヘリウムで満たされていた宇宙に、核融合反応や超新星爆発を通して多様な元素をもたらし、現在の恒星や惑星、ひいては生命の源になった。いまだ直接観測に成功していないため、世界中で次々と新しいプロジェクトが進行中の、最先端の研究テーマである。

目次

第1章 虹の彼方へ
第2章 種族3の星はどこに?
第3章 鳩とビッグバン
第4章 星の世界の綱引き
第5章 暗黒時代
第6章 ファーストスターは孤独か
第7章 恒星考古学
第8章 共食いする銀河
第9章 宇宙の夜明け
第10章 宇宙再電離期
第11章 未知の未知

出版社・メーカーコメント

宇宙誕生後の「暗黒時代」に現れた最初の星の輝き。「ファーストスター」(初代星)はどんな星だったのか? どんな役割を果たしたのか? 宇宙史の空白に迫る、研究・観測最前線!

著者紹介

チャップマン,エマ (チャップマン,エマ)   Chapman,Emma
イギリスの天体物理学者。王立協会研究フェロー。ノッティンガム大学に拠点を置く。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで博士号を取得。ファーストスター(初代星)探査を牽引する研究者のひとり。電波望遠鏡による国際的プロジェクトである「LOFAR」(低周波電波干渉計)、「SKA」(スクエア・キロメートル・アレイ)に参加
熊谷 玲美 (クマガイ レミ)  
翻訳家。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修士課程修了。科学系の翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)