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一九三九年誰も望まなかった戦争

出版社名 白水社
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-560-09892-9
4-560-09892-1
税込価格 6,380円
頁数・縦 528,53P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

「誰も望まなかった戦争」がなぜ起きたのか?第二次世界大戦開戦の前夜の一年間、英独の普通の人びとの日常生活と心情、その変化を活写する。「一九三九年」は今まさに再現しつつあるのか…英国の歴史家による示唆に富む書。口絵写真16頁、地図収録。

目次

第1章 一九三八年九月「つまり、戦争はなくなった!」
第2章 一九三八年一〇月「ヒトラーよりも人気」
第3章 一九三八年一一月「まるで追い立てられる野ウサギのようだ」
第4章 一九三八年/三九年冬「徴兵って男たちが家からいなくなるってこと?」
第5章 一九三九年春「またしてもヒトラー、だが心配無用!」
第6章 一九三九年四月/五月「我々はみな総統を、深く、深く愛している!」
第7章 一九三九年六月/七月「晴れ、晴れ、晴れ。どこも青空と太陽に恵まれている」
第8章 一九三九年八月一日‐二二日「ダンツィヒのために死ぬ?」
第9章 一九三九年八月二三日‐三一日「祖母死す」
第10章 一九三九年九月一日‐三日「こうして狂気に満ちていく」

出版社・メーカーコメント

第二次世界大戦開戦の前夜の一年間、英独の「普通の人びと」の日常生活と心情、その変化を活写する。英国の歴史家による示唆に富む書。

著者紹介

テイラー,フレデリック (テイラー,フレデリック)   Taylor,Frederick
ゲッベルスの日記の編集と英訳を手がけ、欧州とドイツ現代史の研究書を多数刊行している英国の歴史家
清水 雅大 (シミズ マサヒロ)  
1983年、福岡県生まれ。2014年、横浜市立大学大学院国際総合科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(PD)等を経て、2022年4月より帝京大学経済学部講師。専門は国際関係史、日独関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)