社会に最先端の数学が求められるワケ 1
新しい数学と産業の協奏
- 科学技術振興機構研究開発戦略センター/編 高島洋典/編 吉脇理雄/編
- 岡本健太郎/著 松江要/著
| 出版社名 | 日本評論社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2022年3月 |
| ISBNコード |
978-4-535-78959-3
(4-535-78959-2) |
| 税込価格 | 2,750円 |
| 頁数・縦 | 219P 19cm |
| シリーズ名 | 社会に最先端の数学が求められるワケ |
商品内容
| 要旨 |
社会のさまざまな問題を解決するために、どのような数学が必要なのか。第1巻では数学と産業界で交差する研究を紹介する。 |
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| 目次 |
座談会 産業と数学におけるキャリアパスと人材育成 |



出版社・メーカーコメント
2000年代以降、日本における数学を取り巻く環境は激変している。数学の必要性・重要性が産業界や省庁などで見直され、産学官の連携も出来上がりつつある。しかし一方で、STEAM教育などの取り組みはなかなか浸透しておらず、AI産業なども後手に回っているのが現状である。本書では、数学が自然科学、工学など他分野や産業界にどのように関わって社会の問題解決に貢献しているか、また、新たなイノベーションを創出しているかを紹介する。第1巻では、最適化理論、耐量子計算機暗号、数理ファイナンス、力学系、感染症の数理、ネットワークなど、産業界と協奏する研究を紹介し、それぞれの分野における数学の役割を紐解いていく。また巻頭では、長年数学と産業界に軸足をおいて活躍されている研究者が考える、キャリアパスや人材育成についての提言を座談会として掲載した。本書をきっかけに、数学・数理科学とその応用分野の発展に多くの方の深い関心が寄せられることを期待する。