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後宮の烏 7

集英社オレンジ文庫 し1−20

出版社名 集英社
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-08-680441-7
4-08-680441-7
税込価格 660円
頁数・縦 209P 15cm
シリーズ名 後宮の烏

出版社・メーカーコメント

寿雪は千里と之季の安否を知るため、そして烏の半身をさがすため、界島へと向かっていた。しかし寿雪一行が界島の対岸の港まで到着すると、海底火山の噴火が続いていて島へは渡れなくなっていた。噴火している海域は楽宮の海神の縄張りが複雑に入り組んでおり、海が荒れていたのも噴火も、烏の半身や鼇の神が海神を刺激したせいだった。そこで寿雪たちが出会ったのは、花娘の父である海商・知徳だった。花娘からの文で寿雪について知っていた知徳は、噴火さえ収まれば舟と水手を貸すと約束してくれた。一方、界島では白雷や海燕子に助けられた千里と之季、楪が海商・序家の屋敷で介抱されていた。千里はまだ意識を取り戻さないものの、昭氏の薬草で快方に向かっている。白雷は烏の半身である黒刀を前に考え込んでいて……?