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運河の家 人殺し

ルリユール叢書

出版社名 幻戯書房
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-86488-246-0
4-86488-246-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 413P 19cm

商品内容

要旨

“メグレ警視”シリーズの作家が、人間であることの病いをどこまでも灰色に、“イヤミス”以上にほろ苦く描く―シムノン初期の、「純文学」志向の“硬い小説”の傑作2篇がついに本邦初訳で登場!シムノン研究家の顔をもつ小説家・瀬名秀明による、決定版シムノン「解説」を収録。

著者紹介

シムノン,ジョルジュ (シムノン,ジョルジュ)   Simenon,Georges
1903‐89。ベルギーのリエージュ生まれ、フランス語圏の作家。十代半ばから地元紙の記者として旺盛な執筆意欲を発揮し、1922年にパリへ出て作家活動を始める。複数のペンネームでコント、恋愛小説、冒険小説を量産、また船でフランス国内や近隣国を巡り見聞を広める。1931年より初めて本名名義による“メグレ警視”シリーズを刊行、大好評をもって迎えられた。以後、“メグレ警視”ものと並行して、『雪は汚れていた』(1948)など緊張感に満ちた長編群“硬い小説(ロマン・デュール)”も多数執筆。1955年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)会長を務め、後に巨匠賞も受賞(1966)した
森井 良 (モリイ リョウ)  
1984年、千葉県生まれ。パリ第七大学博士課程修了(博士)。獨協大学フランス語学科専任講師。小説に「ミックスルーム」(第一一九回文學界新人賞佳作)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)