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禿鷹の夜 新装版

文春文庫 お13−19

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-16-791878-1
4-16-791878-1
税込価格 979円
頁数・縦 376P 16cm
シリーズ名 禿鷹の夜

商品内容

要旨

残虐な南米マフィアに渋谷の縄張りを侵食され青息吐息の暴力団・渋六興業に、突如介入してきた禿富鷹秋―通称ハゲタカ。歴とした刑事でありながら容赦ない暴力と権謀術策でやくざの上前をはねて恥じるところなし。だが、禿富に返り討ちにされたマフィアの殺し屋の魔の手が、禿富の恋人に迫っていた―。

出版社・メーカーコメント

傑作の誉れ高い〈禿鷹シリーズ〉が新装版で再登場!信じるものは拳とカネ。史上最悪の刑事・禿富鷹秋―通称ハゲタカは神宮署の放し飼い。ヤクザにたかる。弱きはくじく。しかし、恋人を奪った南米マフィアだけは許せない。痛快無比!血も涙もひとかけらの正義もない非情の刑事を描いて読書界を震撼させた、本邦初の警察暗黒小説。

著者紹介

逢坂 剛 (オウサカ ゴウ)  
1943年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業後、博報堂に入社。80年、『暗殺者グラナダに死す』で第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。87年、『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。97年より執筆に専念。2013年、第17回日本ミステリー文学大賞を受賞。15年、『平蔵狩り』で第49回吉川英治文学賞を受賞。20年、第61回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)