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古代山陰と東アジア

同成社古代史選書 42

出版社名 同成社
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-88621-891-9
4-88621-891-1
税込価格 7,700円
頁数・縦 321P 22cm

商品内容

要旨

九世紀を中心とした日本海海域の交流をめぐる諸問題について、渤海と山陰を主軸に据え、境界と地域、境界を越えたネットワークなども論じつつ、東アジアから東ユーラシアの動向をふまえて検討する。

目次

序章 山陰地域と東アジアの九世紀
第1部 出雲に来た渤海人と東アジア(渤海使王孝廉をめぐるネットワークと出雲
渤海使高承祖・王文矩と東アジア
渤海使李居正と文徳・清和王権
渤海使楊中遠の向こうにみえる海域世界)
第2部 越境する音楽と暦(日本・渤海関係のなかの音楽
宣明暦と日本・渤海・唐)
第3部 東アジアのなかの古代日本と山陰地域(弘仁期の出雲とエミシ
貞観期の疫病、災害、危機意識と山陰地域
貞観期の危機意識と弩・弩師)
終章 東アジアのなかの山陰地域

著者紹介

大日方 克己 (オビナタ カツミ)  
1957年長野県生まれ。1995年博士(史学)(東京都立大学)。現在、島根大学法文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)