• 本

ライフサイエンスのための生物学

改訂版

出版社名 培風館
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-563-07830-0
4-563-07830-1
税込価格 3,960円
頁数・縦 254P 26cm
シリーズ名 ライフサイエンスのための生物学

商品内容

要旨

本書は、理学部生物学科や農学部、医学部、薬学部などの学生のための生物学入門の教科書です。次のような特徴を備えて書かれています。(1)ライフサイエンス系のさまざまな専門科目への導入として使えます。本書は「生化学」「動物学」「植物学」「生態学」の4分野に分けて、最近のバイオサイエンスの内容がまんべんなくカバーされています。(2)使いやすい章立てになっています。1つの章が90分の講義用となっています。全体は31章からなり、15回の講義(2単位)2科目分を想定しています。章ごとに完結しているので、講義シラバスに従って順番を入れ替えても理解できるようになっています。(3)高校での履修状況に応じた使い方ができます。各章は前半が高校生物の復習レベル、後半が専門科目への導入となっています。(4)改訂版では、生物多様性や持続可能な開発目標(SDGs)などについて、簡潔にわかりやすく解説した章を新たに設けています。

目次

1編 生命の現象と物質(細胞と生体物質
タンパク質
タンパク質合成
遺伝子の転写調節
細胞分裂
遺伝情報の複製
減数分裂と染色体
呼吸とエネルギー)
2編 植物という生き物(植物の構造
光合成
養水分の呼吸と移動
植物の配偶子形成を受精
植物の成長と植物ホルモン
植物の環境応答
植物の生体防御)
3編 動物という生き物(動物
動物の配偶子形成と受精・卵割
動物の発生
動物細胞の分化と形態形成
動物の刺激の受容と反応
動物の体内環境の維持
動物の行動
動物の生体防御)
4編 生態と進化(生物と環境
個体群と生物群集
生態系
生命の起源
生物の系統
進化のしくみ
進化の証拠とゲノム解析
生物多様性とその危機)

著者紹介

鷲谷 いづみ (ワシタニ イズミ)  
1978年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。2015年東京大学名誉教授
江原 宏 (エハラ ヒロシ)  
1990年岡山大学大学院自然科学研究科博士後期課程単位取得退学。2015年名古屋大学農学国際教育研究センター教授
谷口 光隆 (タニグチ ミツタカ)  
1990年名古屋大学大学院農学研究科博士課程中途退学。2013年名古屋大学大学院生命農学研究科教授
海野 年弘 (ウンノ トシヒロ)  
1989年岐阜大学大学院農学研究科修士課程修了。2008年岐阜大学応用生物科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)