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秋篠宮

出版社名 小学館
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-09-388862-2
4-09-388862-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 239P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 秋篠宮

    長く宮内庁を担当したベテラン記者が、新聞記者を退職を機に、積み重ねたインタビューなどの取材内容を一冊の書物として刊行した。皇室へのインタビューをまとめたことは興味深い。いまや天皇に次ぐ立場の宮の素顔を伝えたかったのかもしない。弟として、父親として、ひとりの人間としての言葉からは、さまざまな思いを想像することができる。文字として、書物として残ることで、貴重な一史料としても後世に残っていくのだろう。

    (2022年6月21日)

商品内容

目次

第1章 混迷
第2章 聖家族
第3章 秋篠宮家
第4章 令和を迎えて
第5章 一人の人間として生きる
第6章 問題提起
第7章 憲法のもとで

出版社・メーカーコメント

人間・秋篠宮の実像がいま明らかになる「令和」という新時代を、皇嗣として迎えた秋篠宮だが、コロナ禍のもと皇室行事の多くは中止を余儀なくされ、長女の結婚問題にも揺れた。弟として、父として、皇嗣として、何に悩み、何を考え、何を語っていたのか。激動の5年間、秋篠宮邸に合計37回通ったジャーナリストによる唯一無二のインタビュー録。***「二人はそれでも結婚しますよ」「最近はSNSでの情報拡散も多々あります。かなりけしからん記述も見られますが、それらまで含めて対応するのは、とてもできることではありません」「ある一定の年齢を超えた時期に、余生を大事にすることは、それが天皇であっても同じ人間として人間的に生きる権利という観点からも大切なことではないかと思いました」「私の『自由』は、頭の中の自由が一番大切になります」「地方に母が出かけるというので、ものすごく泣いたという思い出は鮮明に残っていますね」――いずれも本書に収録された秋篠宮の発言。

著者紹介

江森 敬治 (エモリ ケイジ)  
1956年生まれ。ジャーナリスト。毎日新聞客員編集委員。早稲田大学卒業。1980年、毎日新聞社に入社。社会部宮内庁担当、編集委員などを経て2022年3月末、退社した。現在はフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)