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手術をする外科医はなぜ白衣を着ないのか? 色の不思議を科学する

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-296-11355-2
4-296-11355-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 196P 19cm

商品内容

要旨

色の認識の仕方から「映え」の秘密まで楽しく学べる色彩工学の世界!

目次

第1章 映える色の秘密―あなたとは見えている世界が違うのかも(透明感のある肌の秘密
皮膚越しに見える血管は青色ではなかった ほか)
第2章 色を変えるだけで人の行動は変わってくる―生活習慣も気持ちも色次第(色がスポーツのパフォーマンスを変える?
白ワインを赤く着色すると赤ワインの香りがする? ほか)
第3章 動物の色にはみな理由があった―色は言葉にならないメッセージ(生き抜くために色をまとっている
緑色をした哺乳類がいないワケ ほか)
第4章 色に秘められた植物の知恵―種の保存へ、動物よりしたたかに(光合成が緑の光も使うと木々や森は灰色になる?
スイカに黒いシマシマがあるのはなぜ ほか)
第5章 色の科学がますます社会を変える―人々の暮らしをもっと豊かに(オーロラが教える宇宙の秘密
なぜかうまく証明できない四色定理 ほか)

出版社・メーカーコメント

色を変えただけなのに、効果は“てきめん”?スポーツのパフォーマンスを変え、ダイエットの効果にも影響。「映え」だって見せ方次第。思わず誰かに話したくなる“色の正体” 「場違いの色」「食欲をそそる色」「癒しの色」「発想力を高める色」――人はいろいろなシーンで色を感じ行動する。しかし不思議なことに、同じものでも見方や角度、環境によって違った色に見えてくる。また、鮮やかな色の花、熟すと赤くなる果実、毒々しい色の蜂や蛇――いずれも自らの生命・種を維持するために自然が生み出した知恵だという。いったい我々が見ている色の正体は何なのだろうか。本書は、色彩工学の専門家が、色の不思議、その正体を身近な例とともに探求・解説する雑学エンターテインメント。最新の科学的実証に基づいた、思わず誰かに話したくなるナルホドが満載。マーケティングや商品開発に関わる人、インスタで「映え」を求める人にも是非おすすめの一冊。親子で読めば、子供の探求心を育み、心豊かな成長をもたらすかもしれない。

著者紹介

入倉 隆 (イリクラ タカシ)  
1956年香川県生まれ。1979年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。運輸省交通安全公害研究所主任研究官、芝浦工業大学教授などを歴任。博士(工学)。元照明学会副会長。専門は、視覚心理、照明環境(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)