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アント・ワールド アリの世界

ニュートン新書

出版社名 ニュートンプレス
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-315-52562-5
4-315-52562-6
税込価格 1,300円
頁数・縦 287P 18cm

商品内容

要旨

「アリが築く社会は、形式や多様性といった面から見ても、人間社会に引けを取らない、驚くほどの豊かさがある」アリ研究の第一人者にして、2度のピューリッツァー賞受賞歴をもつ世界的生物学者がいざなう、アリの世界の物語。世界で最も獰猛なアリ、世界で最も速いアリと遅いアリなど、約25種類のアリに焦点を当て、そのユニークな生態を解説。長年の研究を通して判明した不思議な事実の数々は、生命の賛歌でもあります。80年にわたってアリを研究してきたウィルソン博士の目を通して見る、驚きに満ちたアリの世界をお楽しみください。

目次

アリと人間:道徳と勝利
生物学者が誕生するまで
ふさわしい種
グンタイアリ
ヒアリ
ヒアリはいかにして環境の歴史をつくったか
スペイン人入植者たちを打ち負かしたアリ
世界で最も獰猛なアリとその理由
慈悲深い女性指導者
アリは味覚と嗅覚で会話する〔ほか〕

著者紹介

ウィルソン,エドワード・O. (ウィルソン,エドワードO.)   Wilson,Edward O.
1929〜2021。ハーバード大学名誉教授。ピューリッツァー賞を2度受賞。30冊以上の著書がある。晩年は妻とともにマサチューセッツ州レキシントンで暮らした
大河原 恭祐 (オオカワラ キョウスケ)  
埼玉県川越市出身。北海道大学大学院博士課程卒業後、金沢大学理学部生物学科に赴任。現在、同大学理工学域生命理工学類准教授。専門はアリを材料とした行動生態学、群集生態学と鳥類を材料とした群集生態学。主な研究テーマはウメマツアリ属の特殊繁殖行動、種子散布を通じたアリと植物の共生関係、渡り鳥による種子散布ネットワーク動態など
川岸 史 (カワギシ フミ)  
翻訳家。立教大学ドイツ文学科卒。『世界で一番美しい馬の図鑑』(エクスナレッジ)で2017年度JRA馬事文化賞受賞。映像・コミック翻訳、「通訳・翻訳ジャーナル」(イカロス出版)でのコラム執筆も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)