• 本

哲学原理主義

出版社名 青土社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-7917-7473-9
4-7917-7473-6
税込価格 4,840円
頁数・縦 624P 20cm

商品内容

要旨

政治や歴史といった概念と、倫理や刑法といったルールと、生老病死や福祉といった現実と、言葉や文学といったイメージと、予断も間断もなく向き合いつづけてきた哲学者の集大成。「もっと高いもの」を求め、あらゆる根底を疑い、ときに覆そうとしてきたその徹底した思考の軌跡、全貌がいまここに。

目次

第1部 倫理/善悪(言葉の停止の問題―アウグスティヌス『告白』第十巻をめぐって
責任の有限性のために ほか)
第2部 政治/経済/歴史(われわれは大学が何をなしうるか、ということさえわかっていない
脳の協同―ガブリエル・タルド『経済心理学』を導入する ほか)
第3部 実存/存在/世界(存在と実存―「私」と「現」における
直観空間と脳空間―戸坂潤とジル・ドゥルーズ ほか)
第4部 生死/病気/狂気/生殖(デカルト『省察』における狂気と病気
刑罰と責任 ほか)
第5部 文学/言語(文学の門前
一九六九年の大江健三郎―狂気の形象から障害の形象へ ほか)

著者紹介

小泉 義之 (コイズミ ヨシユキ)  
1954年札幌市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程哲学専攻退学。立命館大学大学院先端総合学術研究科特任教授。専攻は、哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)