遠い声をさがして 学校事故をめぐる〈同行者〉たちの記録
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-00-061539-6
(4-00-061539-4) |
税込価格 | 2,970円 |
頁数・縦 | 327P 19cm |
商品内容
要旨 |
二〇一二年夏、小学校のプールで一人の女の子が亡くなった。なぜ、どうして、事故は起きてしまったのか。出来事の受容を促す物語にあらがい、終わりのない問いを投げかけつづける両親と同行者たちの苦悩と行動。そこから浮かびあがってきた、学校や行政の抱えるさまざまな問題。事故後の道程に同行した文化人類学者が、多声的な声の連なりを通して、亡き人とともに生きることの意味と可能性を考える。 |
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目次 |
序章 出来事のはじまり |
出版社・メーカーコメント
小学校のプールで失われた命。なぜ、どうして、事故は起きてしまったのか。受容と忘却の圧力に抗い、「その時」に迫ろうとする両親と同行者たちの苦悩と行動。そこから浮かびあがる学校や行政の姿。同行者の一人として出来事にかかわった文化人類学者が、多声的な語りから亡き人とともに生きることの意味と可能性を考える。