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金利を見れば投資はうまくいく 運用キャリア30年超のファンドマネジャーが教える

改訂版

出版社名 クロスメディア・パブリッシング
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-295-40685-3
4-295-40685-6
税込価格 1,738円
頁数・縦 286P 19cm
シリーズ名 金利を見れば投資はうまくいく

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要旨

2022年12月下旬、日本銀行の黒田東彦総裁は、従来の金融緩和政策を一部修正し、0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%程度に拡大することを発表した。突如の決定に市場はすぐさま反応し、日経平均株価は一時800円超も下げた。日銀は利上げではないと説明するが、実質上の利上げとみる向きもある。本書では、そもそも「金利」とはどういうものか、景気の変動にいかなる影響を与えるのかなど、さまざまな「金利の見方」を、債券運用歴30年超のベテランファンドマネージャーがわかりやすく解説する。景気変動を読む上で重要な金利には短期金利である「政策金利」と、長期金利の「10年国債利回り」があり、前者は政府と日銀、後者は市場によって決まる。両者の上下変動には「ズレ」があり、その時々の金利差(長短金利差)をみることで、景気の変動サイクルのどこに位置しているかがわかるという。著者は運用キャリア30年超のファンドマネージャー。元SBIボンド・インベストメント・マネジメント(株)代表取締役であり、2005年から2015年まで先進国債券ファンド「グローバル・ソブリン・オープン(通称グロソブ)」の運用責任者。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年2月17日]

商品内容

要旨

災害、紛争、経済危機の中、勝ち続けている運用のプロは皆、なぜ金利に注目するのか?ITバブル以来22年半ぶり、アメリカの大幅利上げから、日本、そして世界の景気を把握する。

目次

第1章 金利は景気の“今”を表す
第2章 3つの金利で景気は予測できる
第3章 景気サイクルと金利の関係
第4章 信用サイクル
第5章 お金は世界を回っている
第6章 すべては米国から始まる
第7章 ユーロ圏という大国
第8章 一筋縄ではいかない日本
第9章 投資で成功するために

出版社・メーカーコメント

ベストセラー改訂版。ITバブル以来22年半ぶりの米国大幅利上げから、混迷の世界、そして日本の景気を把握する! 運用のプロが教える金利の見方。

著者紹介

堀井 正孝 (ホリイ マサタカ)  
SBIボンド・インベストメント・マネジメント(株)代表取締役。国内有数である先進国債券ファンド「グローバル・ソブリン・オープン(通称グロソブ)」元運用責任者。第一生命保険(株)および系列運用会社で債券運用ファンドマネージャーとして従事した後、2005年から2015年12月まで国際投信投資顧問(株)(現三菱UFJ国際投信(株))でグロソブを担当。債券運用歴30年超(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)