• 本

リベラルアーツ 「遊び」を極めて賢者になる

インターナショナル新書 100

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-7976-8100-0
4-7976-8100-4
税込価格 968円
頁数・縦 251P 18cm

書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍

要旨

日本の大学で、従来の「一般教養科目」などに「リベラルアーツ」という言葉が使われるケースが目立つ。また、ビジネスや日常会話でも「これからはリベラルアーツが役立つ」などと、「教養」の意味でこの言葉が発せられることが多い。だが、リベラルアーツの本来の意味は単なる「教養」ではないようだ。本書では、東西のリベラルアーツの歴史を紐解きながら、その本質を「遊び」であると指摘。その上で、どのようにリベラルアーツを身につければいいかを論じている。著者はリベラルアーツを、世界を読み解くための方法であり、「人生を遊びつづけるためのわざ」であると定義。義務感からではなく、興味や好奇心の赴くまま、境界や領域を越えて「知る」「観る」「読む」「考える」ことこそ、「リベラルアーツを生きる」ことだとしている。著者は文筆家、文化芸術プロデューサー。(財)欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭。19歳でフランスに渡り、さまざまな仕事を経験した後、44歳で帰国し、現職で活躍を続けている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2022年7月26日]

商品内容

要旨

大学などのカリキュラムとして挙げられるリベラルアーツ。源流を辿ると、それが真に意味するものは単なる教養ではなく「人生を遊びつづけるためのわざ」であり、著者はそれこそが低迷する日本社会のよりよい未来のために必要だと語る。本書では「遊び」の極意を江戸の暮らしなどから学び、その精神を具体的に仕事や教育にどう活かすか、古今東西の名著を引きながら論じる。文化芸術プロデューサーである著者ならではの画期的なリベラルアーツ本。

目次

第1部 リベラルアーツを知る(リベラルアーツは「無用の用」である
リベラルアーツの源流(1)―古代ギリシャの「四科」
リベラルアーツの源流(2)―古代中国の「六芸」
日本にやってきた西洋のリベラルアーツ
「リベラル」と「アート」を解剖する(1)―リベラル編
「リベラル」と「アート」を解剖する(2)―アート編)
第2部 リベラルアーツを遊ぶ(「遊ぶためのわざ」とは何か?
いかに人生を遊びつづけるか(1)―江戸に遊ぶ編
いかに人生を遊びつづけるか(2)―実践編
いかに人生を遊びつづけるか(3)―仕事編
リベラルアーツを体得する極意)
第3部 リベラルアーツを活かす(未来をつくるために(1)―芸術を文化にする
未来をつくるために(2)―「教養」から「共養」の時代へ
未来をつくるために(3)―これからの公共は、市民の手でつくる)

出版社・メーカーコメント

人生をいかに「遊び」つづけるか?それこそがリベラルアーツの本質だった。大学などの授業でも取り上げられるリベラルアーツ。だが、真のリベラルアーツとは、その歴史をひもとけば、授業で教えられる教養のようなものではなく、より深い「遊び」の精神であるという。本書は、リベラルアーツの本質を個人個人がどのように活かし、生きやすい未来へつなげていくべきか、その方針を提案する、まったく新しいリベラルアーツ本。第1部はリベラルアーツの歴史編。リベラルアーツという言葉の源流から、その本質に迫る。第2部ではなぜ「遊ぶ」ことがよりよい未来に繋がるのかを江戸時代の暮らしから学ぶとともに、現代の「仕事」について考える。第3部は未来編。文化芸術プロデューサーとしてコンサートホールの企画などに携わる著者が自身の活動を例に、「文明」「教養」「大衆」という三つの価値観をあらためて問い直し、これからの時代に必要なのは教養ではなく、「共養」であると提案する。そしてリベラルアーツを活かして、市民が文化をつくる「未来型の文化的な社会」への道筋を語る。<目次より抜粋>第1部 リベラルアーツを知る序章 リベラルアーツは「無用の用」である第1章 リベラルアーツの源流1 古代ギリシャ「四科」第2章 リベラルアーツの源流2 古代中国の「六芸」第3章 日本にやってきた西洋のリベラルアーツ第4章 「リベラル」と「アート」を解剖する1  リベラル編第5章 「リベラル」と「アート」を解剖する2  アート編第2部 リベラルアーツを遊ぶ第6章 「遊ぶためのわざ」とは何か?第7章 いかに人生を遊びつづけるか1  江戸に遊ぶ編第8章 いかに人生を遊びつづけるか2  実践編 第9章 いかに人生を遊びつづけるか3  仕事編 第10章 リベラルアーツを体得する極意第3部 リベラルアーツを活かす第11章 未来をつくるために1  芸術を文化にする 第12章 未来をつくるために2「教養」から「共養」の時代へ第13章 未来をつくるために3 これからの公共は、市民の手でつくる

著者紹介

浦久 俊彦 (ウラヒサ トシヒコ)  
文筆家、文化芸術プロデューサー。1961年生まれ。(財)欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭。サラマンカホール音楽監督として企画した『ぎふ未来音楽展2020』が、サントリー芸術財団第20回佐治敬三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)