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人間の営みがわかる地理学入門

角川ソフィア文庫 K138−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-04-400706-5
4-04-400706-3
税込価格 1,034円
頁数・縦 296P 15cm

商品内容

要旨

和食にはなぜ大豆を使ったものが多い?バナナはなぜいつも安く買える?アフリカのコーヒー豆生産者がインスタントコーヒーを飲むのはなぜ?50カ国以上を飛び回り、世界中の人々と交流を重ねてきた著者が、自身の体験と観察をもとに各国各地域の「人間の営み」を紹介。住む地球によって様々に異なる暮らしのそれぞれの違いを、地形、気候や歴史を紐解きながら楽しく解説する。地理がわかれば、世界はもっとよく見える!

目次

1 農作物と農業(農作物
世界の農業)
2 人種・民族・言語・宗教(人種
民族・言語
宗教)
3 村落と都市(村落
都市)
4 人口(発展途上国ではなぜ子供が多いのか?―人口分布と変化
日本はなぜ難民を受け入れないのか?―難民問題
干ばつから人を救うキャッサバ―人口・食料問題)
5 環境問題(温暖化が難民を生み出す?―地球温暖化
人を守るオゾン層―オゾン層の破壊
サヘル地帯の干ばつをもたらす要因は何か?―世界の異常気象と砂漠化
森の重要さは何か?―森林破壊
国境を越えてやってくる大気汚染―大気汚染と酸性雨
人間の先端技術を超える自然の力―原子力発電)

出版社・メーカーコメント

世界の人々の生活文化を解き明かす、身近なところから始める地理学入門。バナナはなぜ安いのか? 日本語のルーツはどこか? エルサレムはなぜ三つの宗教の聖地となっているのか? 世界の人々の生活文化を解き明かす地理学入門!

著者紹介

水野 一晴 (ミズノ カズハル)  
京都大学大学院文学研究科地理学専修教授。理学博士。1958年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部地理学専攻卒、北海道大学大学院環境科学研究科修士課程修了、東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻博士課程修了。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授などを経て現職。専門は自然地理学、アフリカ地域研究。主著に『神秘の大地、アルナチャル』(昭和堂、2014年度日本地理学会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)