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南町奉行と餓舎髑髏

文春文庫 か46−45 耳袋秘帖

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-16-791856-9
4-16-791856-0
税込価格 748円
頁数・縦 280P 16cm

商品内容

要旨

浅草橋の海産物問屋・三陸屋の蔵の中で、首や手足がバラバラに切断された十人をこえる男女の死体が発見された。一人だけ屋敷の中で死んでいた手代のかたわらには「がしゃどくろ」の血文字が。さらに、訳あって自ら閉門していた隣家の旗本・高瀬進右衛門は全身に凄まじい血を浴びて昏倒していた。いったいなにが起きたのか?

出版社・メーカーコメント

浅草橋近くにある海産物問屋〈三陸屋〉が、朝になるのに戸が開かない。もしや、押し込みが入って皆殺しにでもされたのではと騒ぎになり、同心・土久呂凶四郎が戸を破って入ると店の中は血まみれ。奥に手代が一人倒れていて、壁に「がしゃどくろ」と血文字で書かれている。店にはまだ十名ほど人がいたはず。奥にある巨大な蔵から、がしゃがしゃという奇妙な音がする。鍵を破って戸を開くと、遺体の判別がつかないほどのむごたらしい有り様だった。そして隣家の旗本までもが斬殺されていた。これは餓舎髑髏の仕業なのか?「耳袋秘帖」好評の南町奉行シリーズ第3弾!

著者紹介

風野 真知雄 (カゼノ マチオ)  
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞。15年に「耳袋秘帖」シリーズで、第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。15年『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞。人気時代小説シリーズを数多く執筆。現代小説も執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)