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飛雲のごとく

文春文庫 あ43−22

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-16-791891-0
4-16-791891-9
税込価格 781円
頁数・縦 307P 16cm

商品内容

要旨

元服の儀を済ませ、名実ともに当主となった新里林弥。兄の死の真相はいまだ闇に沈められたまま、義姉への想いも告げられずに時は過ぎる。ある日江戸にいるはずの友人・透馬が2年ぶりに現われ、周囲は俄かに活気づくが―。山河豊かな小舞藩を舞台に、葛藤をこえて成長する少年剣士たちを描く傑作時代小説。

出版社・メーカーコメント

少年剣士の清々しい友情と成長を描く、あさのあつこの新たな代表作。小舞(おまい)藩シリーズ、第二弾!第一弾「火群(ほむら)のごとく」から4年。16歳になった林弥は無事に元服の儀を済ませ、名実ともに新里家にとっての当主となる。義姉の七緒に密かな想いを募らせる林弥だが、真実を告げることはできず、また理不尽な兄の死の真相も、いまだ?めずにいた。そんななか、江戸に出ていた透馬が、樫井家を継ぐために小舞藩へと戻ってくる。ふたたび政争に巻き込まれようとする透馬は、家臣として林弥を重用することを決意するが・・・山河豊かな小舞藩を舞台に繰り広げられる、傑作青春時代小説。

著者紹介

あさの あつこ (アサノ アツコ)  
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、1991年作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、「バッテリー」シリーズで小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。児童文学からヤングアダルト、一般小説でもミステリー、SF、時代小説などジャンルを超えて活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)