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伊豆の踊子

新版

新潮文庫 か−1−2

出版社名 新潮社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-10-100245-3
4-10-100245-2
税込価格 539円
頁数・縦 218P 16cm
シリーズ名 伊豆の踊子

商品内容

要旨

旧制高校生の「私」は、一人で伊豆を旅していた。途中、旅芸人の一行を見かけ、美しい踊子から目が離せなくなる。大きな瞳を輝かせ、花のように笑う踊子。彼女と親しくなりたい。だが、「私」は声をかけられない…。そんなとき、偶然にも芸人たちから話しかけられ、「私」と踊子との忘れられない旅が始まった―。若き日の屈託と瑞瑞しい恋を描いた表題作。ほかに「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」を収録。

著者紹介

川端 康成 (カワバタ ヤスナリ)  
1899‐1972。1899(明治32)年、大阪生れ。東京帝国大学国文学科卒業。一高時代の1918(大正7)年の秋に初めて伊豆へ旅行。以降約10年間にわたり、毎年伊豆湯ケ島に長期滞在する。菊池寛の了解を得て’21年、第六次「新思潮」を発刊。新感覚派作家として独自の文学を貫いた。’68(昭和43)年ノーベル文学賞受賞。’72年4月16日、逗子の仕事部屋で自死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)