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サッカー指導者は伝え方で決まる 机上は緻密に、現場は柔軟に

出版社名 カンゼン
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-86255-644-8
4-86255-644-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

プロサッカー指導者の岩瀬健はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーのサッカー選手を指導してきた。サッカー指導者は、ピッチ外における「指導者の理論(ロジック)」とピッチ内における「選手の感覚(フィーリング)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と彼は言う。つまり、机上では緻密な理論を持つことは当然として、現場ではその理論を柔軟に伝えなければ選手は躍動してくれない―。トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの経験も踏まえながら、試合、戦術、分析、練習、育成、選手など、シチュエーションごとの最良の伝え方をサッカーライターの清水英斗とともに考察していく。

目次

序章 「伝える」とは何か?
第1章 ロジックは緻密に、伝え方はポップに
第2章 サッカーの戦術とは何か?
第3章 ゲーム分析と伝え方
第4章 練習設計の考え方
第5章 育成に携わる者として
第6章 個人、グループ、チームの関係性
対談 指導者の「伝え方」を考察する―岩瀬健(大分トリニータヘッドコーチ)×戸田和幸(元日本代表・解説者・指導者)

出版社・メーカーコメント

サッカー選手の3割は指導者の話を聞かない……では、どうする?指導者にとって大切な「伝え方」の技術、理論を教えます。著者である岩瀬健氏(現・大分トリニータヘッドコーチ)はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーの選手を指導してきました。サッカー指導者は、「指導者の理論(頭)」と「選手の感覚(コツ)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と岩瀬氏は言います。つまり、緻密な理論を持つことは当然として、その理論をポップに伝えなければ選手は躍動しない――。トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの失敗も踏まえて、サッカー、指導、戦術、分析、練習、個人・グループ・チーム、それぞれの場面や相手にとってベストな伝え方を気鋭のサッカーライター・清水英斗ともに考察していきます。様々な指導者向けの技術書、理論書がありますが、ここまで「伝えること」に焦点を当てて掘り下げた書籍はありません!様々なチームで成功も失敗も経験した著者だからこそ書くことのできる一冊です!

著者紹介

岩瀬 健 (イワセ ケン)  
1975年7月8日生まれ、千葉県出身。習志野高校から1994年に浦和レッドダイヤモンズに加入。98年シーズン途中に大宮アルディージャへ移籍し、5シーズンプレーしたのち指導者の道へ。浦和のユースコーチなどを経て13年から柏レイソルの育成組織で指導。U‐15コーチ、U‐15監督、アカデミーダイレクターを歴任し、17年からトップチームのヘッドコーチに昇格。18年のリーグ戦残り2試合を監督として指揮。19年はアカデミーヘッドオブコーチ、2020年は大分トリニータのヘッドコーチ、21年は大宮の監督に就任するも、同年5月に成績不振を理由に解任。22年から再び大分のヘッドコーチを務めている
清水 英斗 (シミズ ヒデト)  
1979年12月1日生まれ、岐阜県出身。プレーヤー目線で試合の深みを切り取るサッカーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)