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長期腐敗体制

角川新書 K−394

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-04-082422-2
4-04-082422-9
税込価格 1,012円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

目次

序章 すべての道は統治崩壊に通ず―私たちはどこに立っているのか?
第1章 二〇一二年体制とは何か?―腐敗はかくして加速した
第2章 二〇一二年体制の経済政策―アベノミクスからアベノリベラリズムへ
第3章 二〇一二年体制の外交・安全保障1―戦後史から位置づける
第4章 二〇一二年体制の外交・安全保障2―「冷戦秩序」幻想は崩壊した
第5章 二〇一二年体制と市民社会―命令拒絶は倫理的行為である

出版社・メーカーコメント

なぜ、この国ではいつも頭から腐っていくのか?構造的理由を解明する。なぜ、不正で無能で腐敗した組織が続くのか?レジーム分析を続ける政治学者が歴史、経済、外交・安全保障、市民社会の各分野から長期腐敗体制と化していった要因を洗い出し、冷笑主義を打ち破る術を模索する。

著者紹介

白井 聡 (シライ サトシ)  
思想史家、政治学者、京都精華大学教員。1977年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。3.11を基点に日本現代史を論じた『永続敗戦論―戦後日本の核心』(太田出版、のち講談社+α文庫)により、2013年に第4回いける本大賞、14年に第35回石橋湛山賞、第12回角川財団学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)