見えない階
潮文庫 か−5 心療内科医・本宮慶太郎の事件カルテ 2
出版社名 | 潮出版社 |
---|---|
出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-267-02348-4
(4-267-02348-4) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 413P 16cm |
商品内容
要旨 |
京都にある神社の階段下で、一人の男性の遺体が発見された。同じころ、京都・鞠小路で心療内科クリニックを開院する本宮慶太郎のもとに、30歳の営業マンがやってくる。彼には家に引きこもったままの5歳上の姉がいた。近頃は会話も成り立たない姉を心配し、意を決して慶太郎に相談することから、運命の歯車が動き始める。 |
---|
出版社・メーカーコメント
人は誰しも、人生という「階(きざはし)」を歩いている。上っているのか、それとも下っているのか。そして、その先に待っているものは――。江戸川乱歩賞作家・鏑木蓮が描く、京都を舞台にした純文学ミステリーのシリーズ第2弾。「苦しんでいる人に寄り添う医師でありたい」という心療内科医・本宮慶太郎が、傷ついた人たちの心を癒しながら、事件を解決に導いていく。京都・東山にある神社の階段下で、一人の男性の遺体が発見された。同じころ、京都で心療内科クリニックを開院している本宮慶太郎のもとに、あるセールスマンがやってくる。彼には家に引きこもって出てこない5歳上の姉がいた。近頃は会話も成り立たない姉のことを、意を決して慶太郎に相談するところから、運命の歯車が動き始める。悲しすぎる現実の中にも、どこか希望と温もりを感じさせるミステリー。