• 本

死と歴史 西欧中世から現代へ 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-622-09535-4
4-622-09535-1
税込価格 5,170円
頁数・縦 285,9P 20cm
シリーズ名 死と歴史

商品内容

要旨

『“子供”の誕生』『死を前にした人間』で著名な歴史家アリエスによる、死への感情・心性をめぐる講演・論文集。

目次

1 死を前にしての態度(飼いならされた死
己の死
汝の死
タブー視される死
結論)
2 研究の道程 一九六六‐一九七五(中世における死を前にしての富と貧困
ホイジンガと死骸趣味の主題
モーラスの『楽園への道』における死の主題
死者の奇跡
遺言書と墓に見られる近代的な家族感情について ほか)

著者紹介

アリエス,フィリップ (アリエス,フィリップ)   Ari`es,Philippe
1914年ロワール河畔のブロワで、カトリックで王党派的な家庭に生れる。ソルボンヌで歴史学を学び、アクション・フランセーズで活躍したこともあったが、1941‐42年占領下のパリの国立図書館でマルク・ブロックやリュシアン・フェーヴルの著作や『アナル』誌を読む。家庭的な事情から大学の教職には就かず、熱帯農業にかんする調査機関で働くかたわら歴史研究を行なった。ユニークな歴史研究を発表し、新しい歴史学の旗手として脚光をあびる。1979年に社会科学高等研究院(l’´Ecole des Hautes ´Etudes en Sciences Sociales)の研究主任に迎えられる。1984年歿
伊藤 晃 (イトウ アキラ)  
1927年愛知県に生れる。1956年東京大学文学部仏文科卒業。修士。國學院大学名誉教授。2008年歿
成瀬 駒男 (ナルセ コマオ)  
1931年横浜市に生れる。1953年東京大学文学部仏文科卒業。修士。國學院大学文学部教授を務める。1995年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)