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わたしのぼうし

ポプラ社の絵本 86

出版社名 ポプラ社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-591-17418-0
4-591-17418-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 〔32P〕 23×26cm

商品内容

要旨

おにいさんは青いリボンのぼうし、わたしは赤い花のぼうし。ふたりは、どこへいくにも、お気に入りのぼうしをかぶっていました。ところが、ある日、わたしのぼうしが汽車のまどからとんでいってしまったのです―。大切なものに寄せる子どもの心情を繊細に描き出した佐野洋子、初期の傑作絵本!講談社出版文化賞絵本賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

赤い花のついたわたしのお気にいりのぼうし。ところがある日、そのぼうしが汽車のまどからとんでいってしまったのです。子どもにとって掛け替えのないものとの別れを、透明感のある独自のタッチで詩情豊かに描いた絵本。1976年に刊行された佐野洋子の代表作の新装版。講談社出版文化賞絵本部門賞を受賞。

著者紹介

佐野 洋子 (サノ ヨウコ)  
1938年、北京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒業。主な絵本に『ねえとうさん』(小学館/日本絵本賞、小学館児童出版文化賞)、童話に『わたしが妹だったとき』(偕成社/新美南吉児童文学賞)などがある。また、『神も仏もありませぬ』(筑摩書房/小林秀雄賞)『シズコさん』(新潮社)をはじめエッセイも数多く、小説、翻訳など幅広い分野で活躍。本書で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。2010年、72歳で永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)