• 本

風さわぐ北のまちから 少女と家族の引き揚げ回想記

出版社名 佼成出版社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-333-02873-3
4-333-02873-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 223P 20cm

商品内容

文学賞情報

2023年 第72回 小学館児童出版文化賞受賞

要旨

一九四五年、日本の敗戦により、それまで日本の統治下にあった朝鮮で暮らしていた日本人は、激動に見舞われました―。十一歳のれい子と家族は、朝鮮半島を二分した“三十八度線”の北側の町に取り残されます。母と六人の子どもたちが生き抜き、日本へ帰るまでを描いた奇跡の実話。

目次

第1章 藍湖は今(一九四五年十月初め)
第2章 キムおじさん(一九四五年十一月末)
第3章 オコリーさんの影(一九四五年十二月末)
第4章 ピルヒのオンマ(一九四六年三月末)
第5章 脱出まで(一九四六年五月〜十月)

出版社・メーカーコメント

1945年、11歳のれい子と家族は朝鮮北部で終戦を迎えました。厳しい寒さと混乱の中、家族が日本へ帰り着くまでを描いた実話。

著者紹介

遠藤 みえ子 (エンドウ ミエコ)  
釜山生まれ。6歳で倉敷へ引き揚げる。東京女子大学英米文学科卒。吉祥女子高校、都立高校で計33年間、恵泉女学園短大、東京女子大学で計17年間、非常勤講師として勤務。『スージーさんとテケテンテン』で、小川未明文学賞優秀賞を受賞。日本児童文学者協会会員。日本こどもの本研究会会員。バオバブ同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)