フランス柔道とは何か 教育・学校・スポーツ
出版社名 | 青弓社 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-7872-3506-0
(4-7872-3506-0) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 271P 19cm |
商品内容
要旨 |
高い競技力と競技人口の多さ、事故の少なさなどで知られるフランス柔道。歴史や教育との結び付き、学校制度との関係、指導法や昇段試験の内実などを紹介して、実情を多角的に照らし出す。日本の武道教育や部活動と比較して、日本の柔道が抱える問題点も明らかにする。 |
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目次 |
第1部 フランス柔道の現在(二つの柔道場からみるフランス柔道 |
出版社・メーカーコメント
フランスは柔道の強豪国として知られている。オリンピックでのメダル獲得数も多く、その高い競技力と競技人口の多さ、事故の少なさなどから、日本で柔道先進国として紹介される。だが、イメージで語られることが多く、フランス柔道の実態や教育との関わりは日本でほとんど知られていない。本書ではまず、フランス柔道の現在を紹介する。柔道クラブのエピソードからひもとき、競技人口や指導者数などの実情、学校教育や課外活動との関わり、フランススポーツ界での柔道の位置づけを丁寧に概説する。そのうえで、日本の講道館柔道とはまた違った柔道を確立した歴史的な歩みをたどり、洗練されてきた指導法や昇段試験などの制度、教育方法も通時的に検証する。日本における柔道と教育との関係を確認したうえで、日仏を比較し、教育を基軸にするフランス柔道のありようと日本の柔道が抱える問題点を明らかにする。