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調査報道記者 国策の闇を暴く仕事

出版社名 明石書店
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-7503-5420-0
4-7503-5420-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 318P 20cm

商品内容

要旨

原発事故後、数多くのスクープを通じて隠蔽国家・日本の正体を暴き続けた職業ジャーナリストの、狂気と執念。陰湿な権力に対峙し民主主義を守るために報道してきた事例と方法論を、傍観者でありたくない全ての人におくる。10年をかけた“原発戦記”の集大成。

目次

第1章 「秘密会」で被曝の証拠隠滅―福島の県民健康管理調査
第2章 年間二〇ミリシーベルトに引き上げられた避難基準
第3章 避難者の住まいを奪う「棄民政策」
第4章 放射能汚染を不可視化せよ―除染の真実
第5章 新生を装った原発規制
第6章 「絵に描いた餅」の避難計画
第7章 結論しか発表しない日本型の「行政不開示システム」
第8章 記録と聞き取りで意思決定過程を解明
第9章 「国策のテーゼ」を伝える

著者紹介

日野 行介 (ヒノ コウスケ)  
ジャーナリスト・作家。1975年生まれ。元毎日新聞記者。社会部や特別報道部で福島第一原発事故の被災者政策や、原発再稼働をめぐる安全規制や避難計画の実相を暴く調査報道に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)