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絢爛たる流離 新装版

文春文庫 ま1−137

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-16-791910-8
4-16-791910-9
税込価格 968円
頁数・縦 414P 16cm
シリーズ名 絢爛たる流離

商品内容

要旨

昭和初期、九州の炭鉱主が愛娘に買い与えた3カラットのダイヤの指輪。高度成長に沸く東京で、工事現場に働く少年のポケットを経て息をのむ結末を迎えるまで、次々と持ち主を変え、数奇な運命を辿る。戦前から戦後への昭和史を背景に、ダイヤの流離の裏にひそむ人間の不幸を12の連作推理小説で描く。

著者紹介

松本 清張 (マツモト セイチョウ)  
1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第6回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去。98年、北九州市に「松本清張記念館」が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)