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戯作者の命脈 坂口安吾の文学精神

出版社名 春風社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-86110-811-2
4-86110-811-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 373,17P 20cm

商品内容

要旨

無数/無名の「ラムネ氏」たちが「自らの生を尊びバトンを渡」す反復に歴史の実相を見る戯作者の魂。安吾もまた一人の「ラムネ氏」だ。

目次

序章 作家・坂口安吾の登場
第1章 アテネ・フランセという磁場
第2章 長篇小説への野心
第3章 墓標としての物語
第4章 戦時下の「常人」として
第5章 歴史と自伝、あるいは歴史としての自伝
第6章 戦後社会と所有の政治学
第7章 古代史への旅
第8章 社会批評と(しての)文学

著者紹介

大原 祐治 (オオハラ ユウジ)  
1972年千葉県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。学習院高等科教諭を経て、千葉大学大学院人文科学研究院教授。専攻は日本近現代文学、出版文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)