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自閉症のぼくは書くことで息をする 14歳、ナチュラリストの日記

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出版社名 辰巳出版
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-7778-2906-4
4-7778-2906-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 295P 20cm

商品内容

要旨

自閉症ゆえに何も書けないと言われた少年が綴った、北アイルランドの四季、そして動植物たちとのある年の記録。

目次

Spring 春
Summer 夏
Autumn 秋
Winter 冬

出版社・メーカーコメント

自閉症のぼくは、みんなより世界を強く感じられるらしい。世界はぼくにとって色とりどりの炎のようで、ひたすら美しいんだ。ぼくはただ、ぼくの世界の感じ方を知ってほしかった。世界がどんなふうにぼくを揺さぶるのか、知ってほしかったんだ。――著者インタビューより執筆当時14歳、若き自閉症のナチュラリストが綴る、同じく自閉症の家族と動植物への愛情に満ちた1年間の日記。身近な小鳥や虫たちから、大空を滑空する猛禽類や樹齢300年の大木まで、自然のあらゆる側面を鮮やかに切りとるユニークな言葉は、すべての命が奇跡であることに気づかせてくれます。また、著者が自閉症ゆえに直面する問題に立ち向かい、環境保護活動に打ち込む姿は、自閉症当事者のノンフィクションとしても確かな読みごたえがあります。グレタ・トゥーンべリと並ぶ大注目の次世代ナチュラリストによる、数々の賞を史上最年少受賞した話題作です。

著者紹介

マカナルティ,ダーラ (マカナルティ,ダーラ)   McAnulty,Dara
2004年、北アイルランド生まれ。作家、環境保護活動家、ナチュラリスト。父を除く家族全員が自閉症の一家に育ち、その日常を記録した本書『自閉症のぼくは書くことで息をする』は、ウェインライト賞(2020年、英国ネイチャー・ライティング部門)およびBooks Are My Bag Readers Award(2020年、ノンフィクション部門)を史上最年少で受賞。2019年には環境保護への貢献を認められ、英国鳥類保護協会からRSPBメダルを史上最年少で授与されている
近藤 隆文 (コンドウ タカフミ)  
翻訳家。一橋大学社会学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)