ペアレントクラシー 「親格差時代」の衝撃
朝日新書 871
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2022年7月 |
ISBNコード |
978-4-02-295182-3
(4-02-295182-6) |
税込価格 | 891円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
アリストクラシーからメリトクラシー、そして今、ペアレントクラシーへ―。公教育の場が、階層固定の装置となりつつあり、置き去りにされる生徒、不安に苛まれる保護者、困惑する教師と窮地に立たされる教育行政―。新自由主義が浸透する現場で苦しみ、抗いながらも格差是正と公正を望み、探り、求める人々の「声」を通し、わが国の教育のあり方を問う意欲作。 |
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目次 |
第1章 ペアレントクラシー化する社会―何が問題か |
出版社・メーカーコメント
現代日本は「ペアレントクラシー(家庭の文化資本で子どもの人生が決まること)」という言葉で形容できるほど、社会階層の固定化が進んでいる。かつてないくらいに、子どもの社会的地位、学歴と保護者の学歴、経済力とに強い相関関係が見られるようになっているのだ。生徒、保護者、学校、教育行政の観点から日本がペアレントクラシー化に至った経緯を分析し、教育の公正の実現に求められる策は何かを提言する。