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日本人の真価

文春新書 1369

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-16-661369-4
4-16-661369-3
税込価格 935円
頁数・縦 279P 18cm

商品内容

要旨

この国は再生できる。美意識と武士道精神で、危機の時代を生き抜く。ウクライナ戦争、コロナ禍、中国の覇権主義など、現代の難問を一挙に解決する!

目次

第1章 ニッポン再生
第2章 「英語教育」が国を滅ぼす
第3章 論理と情緒
第4章 隣国とのつきあい方
第5章 日韓断絶―問われるべき「国家の品格」
第6章 コロナ後の世界
第7章 「日本人の品格」だけが日本を守る
第8章 家族の肖像
第9章 父・新田次郎と母・藤原てい

出版社・メーカーコメント

情報がかけめぐる現代にあって大事なのは、歴史の縦軸・横軸にそって物事を大局的に見ることだろう。その稀有なる視点を有するのが藤原正彦氏である。著者は『文藝春秋』誌上において、骨太な論考を寄せてきた。対国政、対コロナウイルス、対中国、対韓国について。あるいは、毎月の「巻頭随筆」においては、時機に則した軽妙なエッセイとなる。著者に一貫して通底しているのは、「教養」と「品格」と「ユーモア」ということになろう。その言葉は、いかにも日本人の肺腑にズシンと響く。270万部売れた『国家の品格』のエッセンスは不滅なのである。それらを一冊にまとめて、通読できる贅沢な体験ができるのがこの作品ということになる。

著者紹介

藤原 正彦 (フジワラ マサヒコ)  
お茶の水女子大学名誉教授。1943年旧満州新京生まれ。新田次郎・藤原てい夫妻(共に作家)の次男。東京大学理学部数学科卒業、同大学院修士課程修了、理学博士(東京大学)。コロラド大学助教授、お茶の水女子大学理学部教授を歴任。78年『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、2009年「名著講義」で文藝春秋読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)