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とりどりの肖像

出版社名 春秋社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-393-49916-0
4-393-49916-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 256P 20cm

商品内容

要旨

あの日の面影と、畢生の歩みとを交叉させた“文学的肖像”の試み。なつかしい人びとのすがたを肖る15篇。

目次

錦糸町の巫女さん―おばさまの神女
礒山雅君―「研究」の引力
望月登美子さん―文(le style)はひとなり
「戦後派」群像―強いられた自由を生きた人たち
秋山慎三先生―中学教師の「本意」
ハインツ・ペッツォルト(Heinz Paetzold)―やさしきさすらいびと
高取秀彰さん―ザ・レアリスト
大悟法家の人びと―生活歌人の一家とバルザック風マント
恒川隆男さん―言語を奏でる
リュシアン・ペルネ(Lucien Pern´ee)―秀才の失意
木幡順三さん―求道としての美学
堀越弘毅さん―先端的科学者の「いい顔」
竹田篤司さん―伝記の理由
川野洋さん―村八分を乗り越えた飄然たる大人
姉の青春、兄の青春―戦中を生きた若者たち
付録 文学としての肖像

著者紹介

佐々木 健一 (ササキ ケンイチ)  
1943年(昭和18年)、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科修了。東京大学文学部助手、埼玉大学助教授、東京大学文学部助教授、同大学大学院人文社会系研究科教授、日本大学文理学部教授を経て、東京大学名誉教授。美学会会長、国際美学連盟会長、日本18世紀学会代表幹事、国際哲学会連合(FISP)副会長を歴任。専攻、美学、フランス思想史。著書『せりふの構造』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)