廃炉とは何か もう一つの核廃絶に向けて
岩波ブックレット No.1066
出版社名 | 岩波書店 |
---|---|
出版年月 | 2022年8月 |
ISBNコード |
978-4-00-271066-2
(4-00-271066-1) |
税込価格 | 682円 |
頁数・縦 | 79P 21cm |
商品内容
要旨 |
福島原発事故から10年以上が過ぎた。政府・東電は「40年廃炉」に向け進行中と言うが、そもそも事故炉の廃炉とは何をすることで、一体それは可能なのか。技術的不確実性の中、長期間を要するその工程をどうルール化し、誰の責任でどこまで行わせるのか。スリーマイル、チェルノブイリという二つの重要な先例と比較しながら検討する。あわせて、大量廃炉時代に突入した今、老朽原発を含めた原発廃炉のもつ人類史的重要性を指摘する。 |
---|---|
目次 |
序章 不可解な廃炉スケジュール―福島第一は四〇年で第二は四四年? |
出版社・メーカーコメント
福島原発事故から一〇年余り、政府・東電は「四〇年廃炉」に向け着実に進行中と言うが、そもそも事故炉の廃炉とは何をすることで、一体それは可能なのか。スリーマイルやチェルノブイリの例も参照しながら論点を提示する。あわせて、大量廃炉時代に突入した今、老朽原発を含めた原発廃炉のもつ人類史的重要性を指摘する。