• 本

75歳、交通誘導員まだまだ引退できません

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-309-03053-1
4-309-03053-X
税込価格 1,452円
頁数・縦 197P 19cm

商品内容

要旨

当年とって75歳、働ける限り働きます―仲間は高齢者が半数以上で、意地悪な人もいれば、いい人もいる。高齢になって交通誘導の仕事をすることはそうラクなことではない。それもこれも生活のためでありカネのためである。

目次

1章 後期高齢者でも働きます(「税務署の方が見えて、差し押さえていきました」―交通誘導員になった日
何も考えるな、ただただ誘導灯を振っていればいい―夜勤のわびしさ ほか)
2章 今日の現場も気が抜けない(「記念撮影は不正防止なんだよ」―経費の抜き取りを防ぐテクニック
「関係ねえよ」「何も知らないくせに」は禁句―“コミュ障”では務まらない ほか)
3章 この驚くべき人間見本市(「私が難波さんと代わればよかったですかねえ」―無神経すぎる隊長
「なめてんのか。仕事する気があんのか!」―時代錯誤な監督、親方 ほか)
4章 コロナ禍の交通誘導員(工事現場への出勤日数は7日ほどだった―2019年の警備業界
自分のことは自慢ばかり、他人のことは悪口ばかり?―『交通誘導員ヨレヨレ日記』の反響 ほか)

出版社・メーカーコメント

『交通誘導員ヨレヨレ日記』の第二弾!誘導員の知られざる苦労に加え、高齢労働者の覚悟と悲哀、前作の読者反響やコロナ渦を踏まえた著者の思い…を収録。人間臭いドラマに、再びしみじみ?

著者紹介

柏 耕一 (カシワ コウイチ)  
1946年生まれ。出版社勤務後、編集プロダクションを設立。出版編集・ライター業に従事していたが、ワケあって10年前から複数の警備会社を渡り歩く。前作『交通誘導員ヨレヨレ日記』は7万部超のヒットとなるも、諸事情あって75歳をすぎた今も交通誘導員を卒業できず(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)