玉ころがし
ものと人間の文化史 188
出版社名 | 法政大学出版局 |
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出版年月 | 2022年7月 |
ISBNコード |
978-4-588-21881-1
(4-588-21881-6) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 351,5P 20cm |
商品内容
要旨 |
失われた遊技を思い出す。明治初期、香具師の露天営業で流行し、「ジャパニーズ・ローリング・ボール」として興行師とともに国外へ伝播し、「スキー・ボール」にかたちを変えて今日まで継承される。「もの」と「人間」の移動によって発展し、消えていった幻の遊技の通史。 |
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目次 |
ビリヤード(玉突き)とバガテール(玉ころがし)の起源 |
出版社・メーカーコメント
永井荷風、尾崎紅葉、田村松魚、前田河広一郎、広津和郎、林芙美子、谷譲次、川崎長太郎、川端康成……。さまざまな文人たちによって記録された遊技「玉ころがし」とは何か。明治初期、香具師の露天営業で流行し、「ジャパニーズ・ローリング・ボール」としてアメリカへ伝播し、「スキー・ボール」にかたちを変え今日まで継承される。パチンコ誕生以前に興隆し消えていった幻の遊技の歴史をたどる。