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右大臣実朝 他一篇

岩波文庫 31−090−7

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-00-310907-6
4-00-310907-4
税込価格 770円
頁数・縦 281P 15cm

商品内容

要旨

「右大臣実朝」は、戦時下に書かれた太宰治(1909‐48)の歴史小説。歌人にして為政者、中世の動乱期に悲劇的な最期を遂げた源実朝。そこには破滅に突き進む同時代への作者の想いが託されていた。歴史文献『吾妻鏡』に記された内容が、独自の幽美な文体によって解き明かされていく。本作の創作の経緯を解き明かした随想、「鉄面皮」を併載。

目次

右大臣実朝
鉄面皮

出版社・メーカーコメント

『右大臣実朝』は、戦時下に書かれた太宰治((1909-48))の歴史小説。破滅に突き進む同時代への想いは、中世の動乱期に悲劇的な最期を遂げた歌人にして為政者・源実朝の生涯を通して語られる。歴史文献『吾妻鏡』と幽美な文を交錯させて語られる。本作創作の経緯と同時代批判を伝える随想「鉄面皮」を併載(解説=安藤宏)。