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“原因不明の病”に希望をもたらす硬膜外気体注入療法

出版社名 幻冬舎メディアコンサルティング
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-344-94085-7
4-344-94085-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 225P 19cm

商品内容

要旨

安全性が確保され多くの症状に効果を示す!?研究が進み、80年の時を経てそのメカニズムが見えてきた。脳脊髄液漏出症の研究によって「モンロー・ケリーの法則」が覆った!CTやMRIでも「異常なし」…“原因不明の病”は脳脊髄液の動態不全が原因だった!?新型コロナウイルス感染後遺症にも効果あり!?

目次

第1章 むち打ちの後遺症、起立性調節障害、線維筋痛症、慢性疲労症候群、自律神経失調症…最先端の医療でも発生機序が分からない「原因不明の病」(「認められぬ病」や「論争中の病」に苦しむ現代人
症状が多いのにどこにも異常が見つからない ほか)
第2章 研究が進み、多くの症状に効果を示すことが判明 80年前から行われていた硬膜外気体注入療法(120年の歴史をもつ硬膜外穿刺
数百年前の医学文献にも記載がある慢性外傷後頭痛 ほか)
第3章 真相が解明されつつある硬膜外気体注入療法の効果発現メカニズム(硬膜外気体注入療法はなぜ有効か?
頭蓋骨や背骨に守られている脳と脊髄 ほか)
第4章 硬膜外気体注入療法を適応するための診断方法と治療の流れ(硬膜外気体注入療法を行うための診断基準
治療の対象として重要視している項目と症状 ほか)
第5章 不調が改善し、社会復帰を果たす―事例が示す硬膜外気体注入療法の可能性(タイプ別22の症例
患者の生の声)

著者紹介

高木 清 (タカギ キヨシ)  
医療法人社団聖仁会我孫子聖仁会病院正常圧水頭症センターセンター長。東京大学生産技術研究所リサーチフェロー。医療法人慈風会厚地脳神経外科病院顧問。元葵会柏たなか病院正常圧水頭症センターセンター長。脳神経外科専門医。1978年東京大学医学部医学科卒業。医学博士。日本脳神経外科学会、日本正常圧水頭症学会、アメリカ脳神経外科学会、国際水頭症学会に所属
川原 隆 (カワハラ タカシ)  
医療法人慈風会厚地脳神経外科病院正常圧水頭症センター長。鹿児島大学医学部臨床教授医学博士。1991年鹿児島大学医学部卒業。1995年鹿児島大学大学院医学研究科修了。大学院修了後は鹿児島大学脳神経外科に所属し研鑽を積む。2000年鹿児島大学脳神経外科助手。2014年鹿児島市立病院医長として、一般脳外科、特に正常圧水頭症、特発性低髄液圧症候群の治療を行い、現在は鹿児島市厚地脳神経外科病院で正常圧水頭症センターを開設し、患者と真摯に向き合い丁寧に診療することに努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)